外交

ブラハム•ガリ(Brahim Ghali)氏がTICAD 7に参加

Saturday, August 31, 2019

ジハード・ギロン
東京パンオリエントニュース

アフリカ開発に関する第7回東京国際会議(Ticad)がアフリカの首脳陣参加のもと横浜で開かれ、アフリカ大陸と日本との経済協力について議論がなされました。

しかし、出席者のうちの1人は日本の当局の招待ではなくイベントに参加しました。サハラアラブ民主共和国(SADR)ブラハム ガリ大統領、そして日本政府がテロリストと見なしているポリサリオ戦線の代表。 SADRの目的は、モロッコから正式に独立することです。

日本はSADRを国家として認識していませんがさらにイベントを共催しているアフリカ連合(AU)及びTICAD加盟国の3分の2も認識していません。

また、パンアフリカの機関は、すべてのメンバーがAU会議に参加できることを明確にしています。 «Ticad 7に日本が国家として認めない団体の存在は、その団体の地位に関する日本の立場に影響を与えるものではありません»会議で河野太郎外務大臣はこのように宣言しました。

日本はアフリカへの投資を計画しており、大陸西部の重要国であるモロッコを怒らせることは避けたい。しかし、SADRは、主にアルジェリアと南アフリカなどの重要なアフリカ諸国によっても支持されています。ブラヒム・ガリ氏が横浜でのTICAD会議に出席を拒否することに日本政府が慎重であったのもこれが理由といえます。



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