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サウジアラビア 建国89周年記念式典開催 

Thursday, September 26, 2019

パンオリエントニュース

(東京) - サウジアラビアの建国89周年を祝う式典が、26日、都内のホテルにて駐日サウジアラビア大使館主催で行われた。

ナーイフ・マルズーク・アル・ファハーディ駐日サウジアラビア大使は代表挨拶でサウジアラビア建国の歴史に触れつつ、「長い年月を経たサウジアラビア王国は人間を中心に全国において、多種多様な側面に於ける見事な発展を遂げ、今日に至りました。本日は、皆様としょうらに向けて共に歩み、ともに夢を見ながら共同出来ることをお祝い申し上げます」と日本とサウジアラビアの友好関係に喜びの意を示した。

式典に出席した鈴木馨祐・外務副大臣は、「中東諸国との関係強化は日本にとって極めて重要です。中でも、サウジアラビアはアラブ・イスラム諸国の盟主であり、来年G20議長でもあり、日本にとって最も重要な友人です」と祝いの言葉を述べた。加えて、14日に発生したサウジアラビアの国営企業であるサウジアラムコが所有する油田が攻撃され甚大な被害が生じたことを受けて、「先日の石油施設への攻撃に関し、心からのお見舞いを申し上げます。日本はサウジアラビア政府、国民の皆様と共にあり、中東の平和と安定に向け、引き続き貢献して参ります」と今後の協力と支援を表明した。

式典では中東地域の伝統料理や歌が披露され、参列した多くの出席者を楽しませた。



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