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ガザで奇形児が増加、医師たちショックを受ける

Monday, January 10, 2011

ベイルート - (パンオリエントニュース) ガザ占領終結に向けて活動しているレバノンに拠点を置く医師連盟の医師たちは、先だってのガザにおけるイスラエル戦争で国際的に禁止されている武器が使用されたことによって、ガザに多くの奇形児が生まれている事実にショックを受けている。

医療状況視察のためガザ地区を訪問した医師連盟は、ガザには奇形児が多く生まれており、この子たちの奇形はリン、劣化ウラン、ナパーム弾、クラスター爆弾その他国際的に使用が禁止されている武器が、ガザ戦争でイスラエルによってパレスチナ人の子供たちに向けて使用されたことが原因であると述べた。

また医師連盟は、パレスチナインフォメーションセンターからの情報として、ガザでは緊急用の薬品がかなり不足している、とコメントした。

また、土曜日には治療を受けるためイスラエルに向かっていたガザ在住の男性がイスラエル国境で待機させられた上、北ガザ地区ベイトハノウン経由での入国をイスラエル側に拒否され、その後死亡した。

ガザ保健省は、国際社会やすべての人権団体に向けて、ガザの患者たちを救うために迅速に介入するよう要請した。

パンオリエントニュース



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