政治

渡辺渡辺喜美議員、「解散と増税法案廃案の両方を」

Wednesday, August 8, 2012

東京―(パンオリエントニュース)

みんなの党代表の渡辺喜美衆議院議員は7日、パンオリエントニュースとの単独インタビューに応じ、今日提出された野田内閣への不信任決議などについてコメントした。

衆院で内閣不信任決議が、参院で首相に対する問責決議案が提出されたことについて、「小さな野党が集まればレバレッジが効くことが分かった」とし、「今、国会の行方は解散をするか増税法案を廃案にするかの二者択一になっている。我々はさらに進んで、解散と増税法案の廃案の両方を目指していきたいと考えている」と力強く語った。

さらに渡辺議員は「(民主党が)3年前に政権を取る時、消費税増税なんて一言も言っていなかった。全く言っていないことを自民党と組んでやるのは国民に対する詐欺行為である」と強く批判した。

こうした野田内閣の政策に対し、渡辺議員は「内政は財務省や経産省の言いなりになって、増税路線・原発続行路線をひた走っている。一方、外交の方も思考停止の状態でアメリカの言いなりになっている。これでは日本の国益を守ることが出来ない」と話し、「独自の政治家としての判断を全くしていない」野田首相の姿勢を批判した。

来月21日に実施される予定の民主党代表選挙については、「民主党の中でリーダーをたらい回しにしても日本の政治は良くならない。3年前の政権交代が全くの嘘であったことが明らかになったのだから、国民に信を問う、解散総選挙をやることが今一番大事なこと」だと主張した。

まだ次期総選挙について、大阪維新の会と協力して候補者を擁立する方針を明らかにした。「政策や哲学が全く同じ。色々な連携の仕方がある。将来一つの党になるというのも選択肢の一つである」と渡辺議員は話した。


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