政治

新宿で反中デモ、南モンゴル独立の訴え

Saturday, September 29, 2012

東京―(パンオリエントニュース)

南モンゴルの独立を訴えるデモが29日、新宿駅周辺で行われた。主催者によると参加人数は2百人だった。デモでは「南モンゴルに自由を」や「中国共産党によるアジア侵略を許すな」といったプラカードが掲げられ、「人権弾圧を許さないぞ」などのシュプレヒコールが行われた。

参加団体には、元航空幕僚長の田母神俊雄氏が会長を勤める「頑張れ日本!全国行動委員会」などが名を連ねており、デモには南モンゴルの旗だけではなく、日本国旗を掲げる参加者が目立った。こうした日本人参加者の中には「竹島は日本のもの」と書かれたプラカードを持ちながら、「中国は沖縄も狙っています」と道行く人々に訴え続ける人や、「世界の嫌われ者、中国!平和の敵、中国!」と叫び続ける人がいた。

デモ主催団体である「モンゴル自由連盟党」の幹事長、オノホルド・ダイチン氏はパンオリエントニュースとのインタビューに対し、「日本では中国が大国だと言われているが、実は中国は我々の南モンゴル、そしてウイグル、チベットを侵略することで大きくなっているのだということを今日訴えたかった」と語った。「侵略されてからの63年間の経過を見ると、ものすごい弾圧・虐殺・略奪・破壊がずっと続いている。今この真実を世界中の人に知らせることはとても大きな意味があるのではと思う」。

また核保有をする中国に対しどのように独立を勝ち取っていくのかという質問に対し、オノホルド氏は「中国が核を持っているということで恐れてはいけない。『自由・民主』という世界で普遍的な価値観のために闘い続けるということは、人類の目標であるし希望である」と述べ、「世界中の良心のある人たちに訴え続けいきたい」とした。

2011年のアラブの春に関しては「大きな期待をしている。中国のほうにも(アラブの春の)強い風が吹いて欲しい」と述べた。


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