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アラブの占星術師が予言-2016年は大惨事の年になる

Thursday, January 14, 2016

パンオリエントニュース

[ダマスカス] ファドワ・ガルシア

アラブの占星術師たちは2016年は戦争、著名人の死、政治的妥協や陰謀が渦巻く大惨事の年になると予言し、全世界、少なくとも中東地域の歴史が変わることは間違いないと予言した。

アラブのノストラダムスと呼ばれるアフマド・シャーヒンは、政治的にはカダフィがリビアの指導者として返り咲くことを自信を持って予言し、イラクのアルアバディ首相は政治の舞台から姿を消すであろうと述べた。ヨルダンは国境を伸ばし領土を拡大することも示唆した。

シャーヒンは更に、エジプトのアルシシ大統領が取り巻きの裏切りによってラマダン月に暗殺の的になること、そしてエジプトがカタールを攻撃することを予言。しかし明るいニュースとしては、エジプトと、湾岸諸国のどこかで初の女性大統領が誕生することも予言した。そしてアメリカ、ヨーロッパ、そしてロシアの軍事基地がエジプトに置かれるであろうと述べた。

一方でレバノンの占星術師、マイク・フェガリーは自身の占術を即興としながらも、カタールがバーレーンを占領し、レバノンに外国の軍事基地が置かれると予言した。そして彼の言葉を借りると「オットーマン帝国」(現在のトルコ)が2016年に崩壊を始め、国が分裂すると予言。これにより、アルメニアが元の場所に台頭するとしている。

フェガリーはサウジアラビアもトルコと同じ運命をたどり、イエメンは2つに分裂するであろうと述べている。

フェガリーは、ドイツが大きな危機に直面すること、またイスラエルのネタニヤフ首相が国際的な指名手配を受けイスラエルを出国できない羽目になると予測した。

もう1人のレバノンの占星術師、サミール・トンブは、アメリカの高層ビルの一つでエレベーターが落下し数多くの犠牲者が出ると予言。

経済的な面でアラブの占星術師たちは、中国元、ユーロ、ドルの急落とともにビットコインが多く使用されることになるという。

シリアに関して彼らはそれぞれ別の意見を持つ。シャーヒンは、アサド大統領は大統領の座を退いてしばらく後に親族の1人に暗殺されると予言。そしてロシア連合は失敗し、サウジアラビア主導の「決定的な嵐」がイエメンからリビア、そしてシリアへと達するとした。

反対にフェガリーは、シリア状況は少し和らぎ、希望の光が見えてくるとしている。

一番論議を呼びそうなものは2016年に起こりそうな多くの著名人の死である。シャーヒンは、英国のエリザベス女王とヒズボラ主導者のハサン・ナスララーは共に癌で亡くなる、とし、レバノンの人気歌手フェイルーズなどを含む多くのエジプトやレバノンのアーティストの死を予言した。

奇妙なことに、マイク・フェガリーは、自身の交通事故による死も予言している。

(パンオリエントニュース )



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