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米国駐日大使 カントリーミュージック で日米の友好関係強化をアピール

Thursday, March 28, 2019

パンオリエントニュース

(東京) ハガティ米駐日大使は、28日、米国のテネシー州ナッシュビルに本部を構えるカントリーミュージック協会メンバーの訪日を記念して都内の大使公邸で歓迎式典を開催した。

この式典では新進気鋭のカントリーミュージシャンを迎え、「ナッシュビル・ソングライターズ・ラウンド」という出演者それぞれが自身の楽曲を紹介し、また自らのこれまでの経験や生い立ち、キャリアなどをステージ上で語る形式で行われた。

「アメリカを代表する音楽ジャンルであるカントリーミュージックを紹介できる素晴らしい機会だ」と、カントリーミュージックの中心地であるナッシュビル出身のハガティ大使は今回の式典開催を大いに歓迎した。「カントリーミュージックは日本でも広く受けれられると思う。

カントリーミュージックは文化や言語の違い、距離を超えて人々を結びつける力を持っている。アメリカ文化にとっても非常に重要なものであり、ナッシュビル出身であることを大いに誇りに思っている。」と語った。

式典に出演したのはリンジー・エル、ブランディ・クラーク、デヴィン・ドーソン、フランキー・バラード。カントリーミュージックの分野でも新進気鋭のアーティスト達だ。ブランディ・クラークは2015年にグラミー賞最優秀新人賞候補に選出されている。

式典には日本を代表する音楽市場関係者が数多く参加した。日本は米国に次ぐ規模の音楽市場を持つが、邦楽やカントリーミュージックとは異なるジャンルの洋楽がそのシェアのほとんどを占める。カントリーミュージックが日本市場でどこまで受け入れられるか、今後に注目したい。(アリソン・ポストットニック)



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