スポーツ
アブダビ2026オープンマスターズゲームズ、大阪2025万博でスポットライトを浴びる
Wednesday, October 1, 2025
(WAM)
2026年アブダビ・オープンマスターズゲームズは、大阪・関西で開催中の日本国際博覧会(大阪・関西万博 2025)にて、そのビジョンを示し、開催に向けた勢いを高める成功を収めました。
参加の一環として、2026年アブダビ・オープンマスターズゲームズ最高組織委員会は、万博会場のUAEパビリオンにおいて「アブダビから関西へ:スポーツとウェルビーイングの未来へのレガシー」と題したパネルディスカッションを開催しました。
この60分間のセッションには、UAEと日本からの有力者が集まりました。登壇者は、アブダビ・スポーツ評議会事務総長であり、2026年アブダビ・オープンマスターズゲームズ最高組織委員会メンバーのアレフ・ハマド・アル・アワニ氏、万博2025総裁特別顧問兼事務総長であり、ワールドマスターズゲームズ関西2027 CEO の森岳生氏、そして5度の柔術世界王者であるファイサル・アル・ケトビ氏です。モデレーターは2026年アブダビ・オープンマスターズゲームズ チーフディレクターのサーレム・アル・アクバリ氏が務めました。
パネルでは、世界規模のスポーツイベントがいかに地域社会を豊かにし、健康的なライフスタイルを促し、次世代にインスピレーションを与えることで持続的な影響を残せるかが議論されました。さらに、アブダビが世界的なスポーツハブとしての地位を確立する戦略と、日本が長年掲げてきた「スポーツを通じた健康・長寿・ウェルビーイングの推進」との連携も強調されました。 登壇者らは、2026年アブダビ・オープンマスターズゲームズや2027年関西ワールドマスターズゲームズのような国際イベントが、包摂、アクティブ・エイジング、そしてスポーツの社会的変革力に関する対話を促す触媒であることを強調しました。また、市民が日常生活に運動を取り入れるきっかけとなる草の根の取り組みの重要性も取り上げられました。
アレフ・アル・アワニ氏は次のように述べています。
「2026年アブダビ・オープンマスターズゲームズは、この地域のスポーツの歩みにおける重要な節目となり、包摂性、多様性、コミュニティ参加における新たな基準を打ち立てることになるでしょう。我々のビジョンは、アブダビを世界的なスポーツの中心地として確立し、イベントそのものを超えて知識や文化的影響を残すレガシーを創出することです。中東初となるオープンマスターズゲームズは、ここで築かれる基盤を2027年の関西へとつなげ、世代を超えてスポーツとウェルビーイングによって社会を結びつける継続性を確保します。」
2026年アブダビ・オープンマスターズゲームズは、中東でこれまでに開催された中で最大かつ最も多様な国際スポーツイベントとなります。2026年2月6日から15日にかけてアブダビで開催され、30を超えるスポーツ競技にわたり2万5,000人以上のアスリートが参加予定です。その中には、UAEの国民的アイデンティティと文化的遺産を反映する6つの伝統スポーツも含まれます。
参加資格は30歳以上のすべての人に開かれており、経験や競技レベルを問いません。 2026年2月6日から15日にかけて開催されるアブダビ・オープンマスターズゲームズは、中東最大規模の国際総合スポーツイベントとなり、世界中から2万5,000人を超える参加者が集い、10日間にわたって30以上の競技で熱戦を繰り広げます。(エミレーツ通信社)
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