エネルギー

イラク政府、韓国ガス公社との間でイラク最大のガス田開発に合意

Saturday, October 29, 2011

ドバイ‐(パンオリエントニュース)

イラク政府は、バグダードのイラク石油省で韓国ガス公社(KOGAS)との間に、アンバール県西部におけるガス田開発協定を締結した。

この協定では、今後6年以内に一日あたり最大で4億平方フィートの生産量を達成することが盛り込まれており、契約期限は2031年までの20年間である。

また、韓国ガス公社はそこで生産される天然ガスについては、1バレル当たり5.50$で購入する予定であるという。

イラク北西部に位置し、シリアとの国境付近でもあるアッカズのガス田は1992年に発見され、現在ではイラク国内最大の56兆平方フィートもの埋蔵量があるといわれている。

この地域におけるガス田開発の受注は当初、カザフスタン国営カズムナイガス社及び韓国ガス公社の二社が昨年11月より参加してきたが、今年の5月に入ってから前者が撤退した。

このため石油省は韓国ガス公社に単独開発を求め、韓国ガス公社もそれを受諾し今回の協定につながった。

パンオリエントニュース



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