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日本、湾岸協力会議との関係は重要であると強調

Thursday, May 1, 2025

パンオリエントニュース

東京:岩屋毅外務大臣は木曜日、湾岸協力会議(GCC)のジャーセム・アル・ブダイウィ事務総長と会談し、日本のエネルギー安全保障にとって湾岸地域がいかに重要であるかを改めて強調した。

双方は、2023年に岸田文雄前首相とブダイウィ事務総長との会談を受け、2024年12月に再開された日・GCC経済連携協定(EPA)の交渉第1回会合を歓迎し、交渉の早期妥結に向けて努力を強化する意欲を共有した。

岩屋外相は、現在の国際情勢の混乱の中で、湾岸地域が平和と安定の実現においてますます重要な役割を果たしていると述べ、日本は湾岸協力会議とのパートナーシップを重視していると語った。

ブダイウィ事務総長は、日本とGCC加盟国との関係は戦略的に重要であり、GCCは日本との関係をさらに強化したいと述べた。

双方は、2023年9月の第1回日・GCC外相会合で採択された日・GCC行動計画に基づき、政治、安全保障、貿易・投資など幅広い分野で協力していく意向を確認した。また、第2回日・GCC外相会合の開催についても協議した。

さらに、中東および東アジアの現状、特にガザ、シリア、イラン、紅海の情勢について率直な意見交換を行った。



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