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シリア人の女性エンジニア、自由軍参加のためにカナダを離れる

Friday, August 3, 2012

アンマン―(パンオリエントニュース)

トワイバ・カナファニは、カナダ系シリア人の女性エンジニアだ。シリア自由軍に参加するためにカナダを離れた。祖国の体制に対する革命者たちへの連帯と支援を表明するためだ。彼女は2007年以来、訪れていなかったという。地元メディアが伝えた。

カナファニはカナダを拠点としたエンジニアリング会社を所有している2児の母だ。彼女は、自由軍のメンバーから熱烈な歓迎と保護を受けていると確信を持って話した。

「自由軍の兵士は広範囲にわたる地域を管理下においており、シリア北部を自由に移動している」。カナファニはシリア北部の町エドレブを訪れた後、こう話し、旅団の軍事物資不足、軍の脆弱性と分裂を指摘した。いくつかの地域が体制の手中から解放されたものの、ほぼ毎日爆撃が続き、人道的危機や大規模な退去を引き起こしている。

彼女は軍事物資のほとんどが国外追放者による支援で購入したものに加えて、政府軍との戦闘中に兵士が略奪した戦利品だという。他国や第三者からの支援は否定している。

シリア人エンジニアは彼女の祖国の分裂と不和を告発した。このことはアサド政権に対する革命派の勝利の達成が遅れている理由の一つと考えられている。

アラブの春は2011年3月にシリアを襲い、打倒アサドを求める多くのデモが起きた。最近では、より多くのシリア正規軍のメンバーが自由シリア軍に参加することによって、シリア中の衝突が激化している。

カナファニはシリアに来る前、エジプトやトルコでシリアの反体制派と会合を開いたり、会議に参加したりしていた。

パンオリエントニュース



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