外交

モロッコ大使が日本からのさらなる投資呼びかけ 国王即位記念式典にて

Wednesday, August 3, 2016

パンオリエントニュース

東京 - モロッコ国王モハメッド6世の即位16周年を記念するレセプションが、1日、駐日モロッコ大使館主催で都内のホテルにて行われた。

今年は日本とモロッコの外交関係樹立60周年を記念する年でもある。モロッコの伝統衣装に身をまとい参列者を迎えた駐日モロッコ大使のサミール・アルール氏は、「日本とモロッコにおきまして、実に実り多い年となっております。第4回日本・アラブ経済サミットはモロッコで開催され、日本企業が新しい投資先を見つけるための絶好の機会であり、また既にモロッコに投資されている日本企業のサクセス・ストーリーの再確認の場となりました」と両国の経済関係のさらなる飛躍に期待を見せた。また、JICA(国際協力機構)の駐在員事務所がモロッコの首都・ラバトに開業されたことに言及し、「両国の信頼の関係の強さの表れであり、日本政府がより多くのモロッコへの投資を奨励し支持している証だ」と歓迎した。経済に加え、学術や観光の分野といった幅広い関係で両国の関係が深まっていることも強調した。

財界・学術界からも多くの人々が式典に参列した。日本とモロッコの更なる関係の飛躍へとつながる一夜となった。



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